仏事について

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ご法事

亡き人のご生涯を偲びつつ、お念仏申し、亡き人をご縁に仏法(仏さまの教え)を聞いていく大切な場が法事です。老い・病み・死…そして嫌なこと、苦しいこと、辛いことはないほうが良い。そう思いながら私たちは日々、生きています。親鸞聖人はそうではなく、苦悩はなくならないし、仏教は私たちの人生を思いどおりにするためのものではないとお伝えしました。いつか死んでいかなければならない、何事も思いどおりにならない人生を、病いを、老いを、どう生きていくのか。その、私たちの生き方を問うているのが仏法であり、その教えを聞いていく場が法事です。日頃の生活のなかでは、なかなか仏法に出遇うことが難しいですね。仏事の場で仏法に出遇っていただき、仏法を生活の拠り所とし、ご自身を振り返っていくことが、亡き人への一番のご供養です。どうぞ、ご一緒に心静かにお念仏申しましょう。

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月経

ご命日の日に毎月、お参りさせていただきます。月に一度、亡き人を思い出し、ご一緒にお参りしながら仏さまの教えにふれてください。月参りの後は『御文』です。その『御文』を作られた蓮如上人の願いをもとに、現代版『御文』を毎月、住職が作って読み上げています。真宗大谷派の方々をはじめとした、さまざまな方の教え、お言葉を一枚の紙に書き写し、ともにお聞きしながらお念仏の教え、親鸞聖人の教えにふれてください。

葬儀の流れ

  • 1
    電話
    まずはお寺に連絡をください。
  • 2
    枕勤め
    ご自宅(葬儀場)へおじゃまし、亡き人を前に枕経、おかみそりを執り行います。
    通夜・葬儀の日時を葬儀会社とお打ち合わせをいたします。
    亡き人を偲びながら、お名前や誕生日等をお聞きし、法名等の相談をいたします。
  • 3
    通夜
    お通夜をお勤めさせていただきます。
  • 4
    葬儀
    お葬儀をお勤めさせていただきます。
  • 5
    還骨・初七日法要
    還骨・初七日法要をお勤めさせていただきます。(お寺でお勤めすることも可能です)
  • 6
    七日参り
    中陰<七日参り…二七日~六七日>のお参りをお勤めさせていただきます。
  • 7
    満中陰(忌明け法要)
    満中陰(忌明け)法要をお勤めさせていただきます。…<納骨>
  • 8
    百ヶ日法要
    百ヶ日法要をお勤めさせていただきます。
  • 七日参り、満中陰(忌明け)法要や納骨等の日時・会場につきましては住職と相談しながら決めさせていただきます。
  • 法名(ほうみょう)について…浄土真宗は戒名ではなく法名と言い、意味合いや教えも違います。お釈迦さまの一字「釈(釋)」と、亡き人のお名前から一字をいただいて、漢字2文字で釋○○となります。(「尼」は女性の方につきます)。法名は南無阿弥陀仏を明らかにされたお釈迦さまのみ教えを聞いて生きていきますという名のり、宣言です。
  • 院号(いんごう)について…漢字2文字と院で○○院となります。位が高いという意味ではなく、本山(東本願寺)護持の御礼という形です。
  • 布施等は住職にお尋ねください。
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雲澤寺浄苑について

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雲澤寺浄苑

雲澤寺浄苑は約300基のお墓があり、現在は墓所の空きもあります。区画の広さは大小さまざまですので、お申し込み、永代使用料等はお寺までお尋ねください。亡き大切な方のお骨を納めるお墓を雲澤寺で。なお、雲澤寺浄苑、納骨堂にお骨を納めた方は雲澤寺会会費をお願いします。

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雲澤寺会

昭和41年、荒廃していた雲澤寺を直すために、お寺の修復基金制度を始めました。それが、今日まで続いております雲澤寺会です。雲澤寺浄苑に墓地のある方、雲澤寺納骨堂にお骨を納めた方は雲澤寺会に入会していただき、年会費の納入をお願いしております。年会費の金額は年間1口2千円を2口以上です。毎年、10月頃にご案内いたします。5月には雲澤寺会総会を開催しております。どうぞ、基本理念<法義相続(親鸞聖人の教えを伝え受け継ぐ)・雲澤寺護持(雲澤寺の維持、管理)>にご理解いただき、ご協力をお願いいたします。なお、会員ではないご門徒方々には、1口以上を任意でお願いしております。合わせて、ご理解ご協力をお願いいたします。

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永代経

雲澤寺の永代経には二つの形があります。一つ目は昔から勤まっております永代経で、永代経法名軸に法名を記し永代にわたって、毎年9月27日の永代経法要でお勤めいたします。二つ目は雲澤寺納骨堂永代経です。墓誌(墓石の板)に法名等を彫り、永代にわたってお参りします。同じく、毎年9月27日の永代経法要でお勤めいたします。永代経法要は、仏さまの教えが、この私にまで届けられたことを受け止め、それをつないでいくための法要です。是非、お参りください。なお、永代経志につきましては、お寺までお尋ねください。

※雲澤寺浄納骨堂や永代経に関しましては事前に説明をいたしますので、まずはお寺へ連絡をください。日時の調整を行ったうえで、住職より説明をいたします。よろしくお願いします。

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納骨堂

昔からの共同墓地の上へ新たに増設したのが雲澤寺納骨堂です。建立は2016年5月です。雲澤寺門信徒の方はどなたでもお納骨できます。お骨は、骨壺ごとではなく、お骨のみを納めますので、お返しすることはできません。お墓を継いでくれる方がいない、親戚関係のお墓をいくつか持っている、最初から納骨堂に納めたい…等々、そのようなお声にお応えします。永代にわたって見つめ続けていきます。納骨料等は、お寺までお尋ねください。

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法話会について